【初心者必見】TOEICってどんなテストなの?
こんばんは、独学せんせーです。
あなたは「TOEIC」という名前を聞いたことはありますか?
名前くらいは聞いたことはあるけど、詳しいことは知らない。
何となく英語の試験だということは知ってるけど…
という人も多いのではないでしょうか。
今日は、TOEICとは何か、どんなテストなのか詳しく解説していきたいと思います。
TOEICとは
TOEIC Programはアメリカの非営利テスト開発機関であるEducational Testing Service(ETS)によって提供されており、知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するためのテストです。
特定の文化を知らないと理解できない表現を排除しているので、誰もが公平に受けることができる「グローバルスタンダード」として世界160か国以上で活用されています。
つまり、TOEICである程度のスコアを持っていれば、世界中で自分の英語力をアピールできるということですね。
TOEICの種類
一口にTOEICといっても実はTOEIC Programには大きく分けて2つのテストブランドがあります。「TOEIC®Tests」と「TOEIC Bridge®Tests」です。
そしてそれぞれのブランド内でさらに下の表のようなテストの種類があります。
公式ページより
https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program.html#anchor01
つまり、TOEICには
・TOEIC®Listening&Reading Test
・TOEIC®Speakinng&Writing Tests
・TOEIC®Speakinng Test
・TOEIC Bridge®Listening&Reading Tests
・TOEIC Bridge®Speakinng&Writing Tests
の5種類のテストがあります。
結局のところTOEICのどのテストを受けたらいいの?
迷った人は「TOEIC®Listening&Reading Test」を受けましょう。
上の表の5種類のテストのうち圧倒的に受験者が多く、就活や転職活動に有利な資格としてみなされるのがこのテストです。
また、テストの結果は合否ではなく、0~990点の5点刻みのスコアで評価されます。そのため、自分の英語力を測るのにも適したテストと言えます。
点数の解釈は様々ですが、大まかに言うとこんな感じです。
・600点~
英会話が断片的に分かる、履歴書に書いても恥ずかしくないレベル
・730点~
日常会話ならある程度コミュニケーションが取れる
・860点~
ノンネイティブとしてビジネスでも十分コミュニケーションが取れる
かなり個人差がありますので、あくまで参考程度で考えてください。
また、「TOEIC®Listening&Reading Test」がかなり難しいと感じる人は、「TOEIC Bridge®Listening&Reading Tests」を受けてみましょう。
こちらのテストは英語学習の初心者や中級者用のテストで、試験時間も60分と短いため受験のハードルは低いです。先ほどのテストほど受験者は多くありませんが、英語学習に力を入れている高校などでよく受験されています。
ただし、こちらのテストは履歴書に書く資格というよりは自分の英語力を測るためのテストなので注意してください。
まとめ
- TOEICは英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するために世界160か国以上で採用されているテスト
- 就活、転職活動におけるアピール材料や自分の英語力を測るものさしとして利用されている