独学せんせーのためになる日々

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勉強が苦手な人向けに英語などの学習方法や勉強のコツを紹介するブログです。

【おすすめリスニング対策】海外ドラマでリスニング対策をしよう

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こんばんは、独学せんせーです。
 


今日はおすすめのリスニング対策である「海外ドラマを使ったリスニング対策」を紹介します。


 
以前、洋楽を聞くだけではリスニング対策は難しいという記事を書きました。

 

ymk2020.hatenablog.com

 


では、海外ドラマを見るのは勉強になるのでしょうか?楽しく勉強できてハードルが低そうなので、リスニング対策になるのであれば取り入れたいところですよね。
 


大学の頃に海外ドラマ「フレンズ」を全話3周以上見た僕が、リスニング対策としての効果を紹介します。
 

 

 

海外ドラマでリスニング対策は非常に有効!

 

僕の経験上、海外ドラマはリスニング対策に非常に有効ですし、かなり効率の良い勉強方法だと思います。

 

メリットはいくつかあるので、順に見ていきましょう。

 

始めやすく続きやすい

 

海外ドラマの一番のメリットはやはり、始めやすく続きやすいということです。
 
僕自身も面白そうだからという理由で、気軽にフレンズのDVDを購入しました。そして実際に面白かったため、続きを買って勉強し続けました。
 
他の勉強法ならリスニング対策をしていて、もっと勉強したいなんて思うことはまずありえません!しかし、海外ドラマは勉強になって、なおかつ自然と続きを見たいと思えるようになるわけですから、非常に優良な学習ツールと言えます。
 

映像があるため英語のニュアンスが理解しやすい

  

通常のリスニング対策ではどうしても文章を耳で聞くだけになってしまったり、テキストの絵を見て会話の状況を読み取るしかありません。


 
ドラマでは会話が行われている状況や話相手のリアクションが映像で分かるため、英語の微妙なニュアンスが理解しやすいというメリットがあります。

 

学べる英語の幅が広い

 

海外ドラマで英語を学ぶと参考書などの英文を聞いているより、学べる英語の幅がはるかに広いです。なぜなら、特定の試験対策用の教材やビジネス英語の教材だと、偏った英語しか学べないことが多いからです。
 
僕が見ていた海外ドラマの「フレンズ」はホームドラマであったため、日常の何気ない会話から、恋愛話、若者言葉、下ネタなど、絶対に試験対策の教材には載っていない英語も学ぶことができました。
 
英語を話せるようになりたい人は、試験に出てくる英語よりはドラマに出てくるような英語を学ぶ方が役に立ちます。特に留学を考えている人なんかは、ホームドラマで幅広い英語を学んでおくといい予習になると思います。
 
僕も留学先で「このフレーズはフレンズで聞いたことある!」ということが何回もありました。
 

 

海外ドラマでリスニング対策をする際の注意点

 

リスニング対策の効果を上げるために、注意してほしいことが何点かあるので、順に見ていきましょう。

 

海外ドラマの選び方

 

「どんなドラマで勉強するか」は非常に重要です。理想は「楽しくて何度も見られて、自分が学びたい英語が学べるドラマ」です。
 


海外ドラマはリスニング対策に有効ですが、一度見ただけでは効果は薄いです。何度も繰り返し見ることでより学習効果が出てきます。

 

 
フレンズは1シーズンがだいたい24話くらいで、10シーズンあります。
大学時代に僕は全話3回以上は見ました。最初の3シーズンくらいは5回以上見ていると思います。
 
それくらい繰り返し見ても飽きないようなものがいいと思います。
 


そのため、サスペンス系など一度見て満足してしまうようなものは避けるのが無難でしょう。(あくまでリスニング対策として繰り返し見るならという前提です)
 

 

ドラマではなく映画で勉強するのもいいと思いますが、映画はどうしても山があるストーリーになっているため、繰り返し見ると飽きてしまう人もいるかもしれません。


 
また、医療系のドラマなどでは出てくる単語や会話が、専門性が高くなりがちなので注意です。将来医学の道に進みたい人ならむしろメリットになりますが、日常会話を話せるようになりたい人には題材として向いていないと思います。
 


ほとんどの人はまずは日常会話であったり、資格に必要なリスニング対策のベース作りが目標になってくると思います。その場合は、フレンズやフルハウスなどのシチュエーションコメディやグリーのような学園もので勉強するのがいいでしょう。
 

 

海外ドラマだけでは資格対策は不十分

 

例えばTOEICでは主にビジネス寄りの英語が出題さるので、ドラマによってはTOEICの出題範囲の英語と合致しないことがあります。

 

そのため、併用して他のTOEICのリスニング対策が必要となります。僕もフレンズで勉強する傍ら、ビジネス英語は別でリスニングの練習をしていました。
 


とは言え、リスニングのベースを作るためには海外ドラマは優れた教材です。ベースを海外ドラマで固めたうえで、試験専用のリスニング対策をするのが賢い勉強方法だと思います。
 

 

まとめ

 

海外ドラマは非常に優れたリスニング教材です!

 

海外ドラマでリスニング対策をするメリット
  • ハードルが低く楽しんで勉強できるため、始めやすく続けやすい
  • 会話の状況や話相手のリアクションが見えるため、英語のニュアンスが理解しやすい
  • 参考書でリスニング対策するより学べる英語の幅が広い
 
注意点
  • 学びたい英語が学べてかつ繰り返し見ても飽きないドラマを選ぶ
  • 海外ドラマと並行して資格対策も行う 


リスニング対策を始める人がまず取り掛かるには、ベストな勉強法だと思いますので、勉強にすぐ飽きてしまう人も海外ドラマを見ることから始めてみてはいかがでしょうか。
 
 


おしまい