【勉強効率を上げるコツ】計画的な勉強のすすめ
こんにちは、独学せんせーです。
今日は、計画的に勉強を進める重要性について書きたいと思います。
以前、勉強を始める際には、まず自分のモチベーションを上げてから取り組むことが重要と書きました。
モチベーションを上げたら、次は勉強の計画を立てましょう。
いつも勉強を始めるときは、とにかくがむしゃらにやってみるという人も多いかもしれません。確かに、いちいち計画を立てるのは面倒です。
しかし、計画を立てることで勉強効率は確実に上がります。
計画を立てることでどういったメリットがあるのか。そもそもどうやって計画を立てたらいいのか。今日はそのあたりを解説していきます。
計画的に勉強するメリット
僕が思うメリットは2つです。
1つ目は、目標を小分けにすることでモチベーションが続くということです。
例えば、半年後にTOEICで700点を取ることを目標に勉強を始めるとします。そのために、次のような計画を立てたとします。
まず、最初の2か月で英単語帳を一巡する。リスニング対策に英文を聞く練習をする。同時進行で、文法用の参考書も2か月で終える。
次の2か月は英単語帳は2巡目、3巡目を進めながら、長文の読解練習を始める。リスニング対策も引き続き行う。
最後の2か月は、本番形式の演習問題をひたすら解きつつ、これまでの参考書で間違えた問題や、覚えきれていない単語を再確認する。
この計画によって、「TOEICで700点」という漠然とした目標が、「2か月でこのテキストを終える」というようなある程度具体的な目標に代わります。
これは受験勉強にも言えることです。「東大合格」を高校1年生から目標にするのはいいことですが、それだけではまず何から学習していくかはっきりしませんよね。
そういう時には、「計画を立てる=細かい目標設定をする」ことで目標が意識しやすくなり、モチベーションアップにつながります。
2つ目に、最終目標までの道のりが具体的にイメージしやすくなり、具体的に何をすべきか明らかになるという効果もあります。
「TOEICで700点を取る」という目標だけでは、いざ勉強を始めようと思っても何から始めたらいいか分かりませんよね。
目標を達成するためにどんな勉強をするかを、計画段階ではっきりさせておくのです。無計画に勉強を始めてしまうと、後々「これも先に学習しておけばよかった」というような事態が発生し、時間のロスになることがあります。
学習計画の立て方
学習計画を立てるとき、僕は以下のような手順を踏んでいます。
①身に付けたい能力、知識は何か考える
②どのような学習法、参考書でそれが身に付くか考える
③具体的な学習のペースを考える
具体的に見ていきましょう。
①身に付けたい能力、知識は何か考える
先ほどのTOEICの例でいうと、身に付けたい知識は
- 単語力
- 文法の知識
- リスニング力
- 長文に慣れる
です。
このように目標達成のために何が必要か考えてみましょう。
そして、それぞれの能力、知識がどのレベルまで必要かも重要です。
なぜならTOEICで700点を目指すのと900点を目指すのでは、勉強法や選ぶ参考書が変わってくるからです。また、受けたい資格の合格ラインが6割なのか8割なのかでも、勉強法が変わってきます。
そのため、まずは「どのような知識がどのレベルまで必要か」をこの段階で確認しておきましょう。
②どのような学習法、参考書でそれが身に付くか考える
次に考えるのは、①で上げた知識をどうやって身に付けるかです。
単語力を付けたいのであれば、単語帳で勉強するのがよいでしょう。
しかしそれだけではなく、「試験までの期間が半年あって最低3周は見返したいから、最初の1周は2か月でやろう。」、「同時進行で文法のテキストも2か月で学び終えたら、次の2か月は長文問題に挑戦できるはずだ。」
といった具合に「いつまでに参考書を終え、次はどの参考書を進めるか。」まで考えておきましょう。僕はここまで考えてから、計画に合った参考書を選ぶようにしています。
〇〇な知識を〇〇か月で学べるような参考書はないかな?という風に参考書を探せば、非常に効率良く自分に合った学習を進めることができます。
③具体的な学習のペースを考える
最後に、②で選んだ参考書やテキストをどのように進めていくか考えましょう。
例えば、120ページのテキストを2か月で終わらせたいとします。1か月にすると60ページ、1週間でだいたい15ページずつ進めていけば2か月で終わるな。といった具合に自分でペースメイクしましょう。
もし、2周3周したい場合や間違えたところをもう一度解き直したい場合は、それにかかる時間も計算に入れましょう。
このように、
①でどんな知識が必要かを考え
②で知識を得るための勉強法を考え
③でより詳細な学習ペースを考える
この三段構えで計画を立てれば、効率の良い学習ができると思います。
計画を立てる上での注意点
計画の立て方は先ほど記述した通りですが、計画を立てる上でよく陥りがちな失敗があります。それを防ぐために、僕が計画を立てるときに注意していることを紹介します。
実現可能な計画を立てる
よくありがちな失敗ですが、壮大な計画を立てるものの、それが現実的ではない場合は勉強が続きません。特に、普段あまり勉強する習慣がない人は注意です。
普段全く勉強していなかった人が、1日3時間も勉強するような計画を立てるのは現実的ではありません。あくまで、自分に合った計画を立てましょう。
計画にこだわりすぎない
計画は勉強していくうえでのガイドラインのような役割を果たしますが、必ず守らなければいけないものではありません。
社会人であれば、本業が忙しくなって急に勉強の時間が取れなくなることもあります。また、テキストを進めていくと想像以上に時間がかかってしまうことがあります。
それらは、計画段階では予想できないものであり、自分ではどうしようもないものです。その場合は潔く計画を変更・修正しましょう。
計画にこだわり無理にペースを守ろうとすると、焦って学習してしまい理解が浅くなってしまいう恐れがあります。最終目標はあくまで「計画を守ること」ではなく「資格を取る。受験に合格すること」です。
怠けることを想定する
これは僕が計画を立てるときに一番気を遣っていることです。
経験上、きっちりとした計画を立てても、最後まで計画通りいくことはまずありえません。なぜなら、人間は怠けてしまう生き物だからです 笑
例えば、2か月で120ページのテキストを終えたい場合、60日で割ると1日あたり2ページ進めればよいことになります。
しかし、60日のうちたった数日さぼってしまうと、それだけで計画から遅れてしまうことになります。勉強していると計画から数日分ペースが遅れることは、よくあることです。
そのたびに計画を修正するのも時間の無駄です。何より、計画を守れなかったらモチベーションが下がります。
自分を責めてしまわないようにするためにも、計画通りいかない日があることを計算に入れ、多少の余裕を持たせた計画を立てましょう。
まとめ
①身に着けたい能力、知識は何か考える
②どのような学習法、参考書でそれが身に付くか考える
③具体的な学習のペースを考える
漠然とした目標を立て、①から③の段階を踏むことでやらなければならないことを徐々に具体的にしていきましょう。
・実現可能な計画を立てる
・計画にこだわりすぎない
・怠けることを想定する
以上のことに気を付ければ、穴のなくかつ実現可能な計画が出来上がります。優れた学習計画は、学習効率を上げてくれるはずです。
効率よく勉強するためにも、自分に合った計画を立ててから勉強を始めましょう。
おしまい
【独学のすすめ!】独学のメリット・デメリット、独学に向いてる資格について考えてみた
こんばんは、独学せんせーです。
今日は受験や資格取得を考えている人のために、独学について書いてみました。
受験や資格の勉強をしたいけど塾やスクールに通うか迷っている。
独学を考えているけど、効率よく勉強できるか不安だ。
そう考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、独学で数々の資格、受験に挑戦してきた独学せんせーが、独学のメリット・デメリット、独学に向いている資格について考えてみました。
独学のメリット
独学はハードルが高いように思えますが、自分一人で学習するからこそのメリットがあります。メリットを順に見ていきましょう。
好きな時間に自分のペースで学習できる
独学の一番のメリットはやはり、自分のペースで学習できるということではないでしょうか。
仕事や部活で忙しい人。勉強したいけどなかなか毎週決まった日に時間をとることができない、という人には独学が1番の選択肢になります。
また、独学であれば分からない部分を分かるようになるまで、時間をかけてじっくりと学習できます。
塾や資格スクールであれば自分の理解度とは関係なく、授業がどんどん先に進んでいきますよね。
自分自身もそうだったのですが、理屈などを考えながらじっくり理解したいタイプの人は、塾などの授業スピードについていけないこともしばしば…
もちろん独学であれば当然そんな心配はありません。
さらに、社会人の方であれば仕事でで忙しかったりと、どうしても学習できない(する気になれない)日がありますよね。そんな日は心置きなく休みましょう。
怠けることができるのはデメリットじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
しかし、休みたいときは開き直って休んでしまう方がかえってモチベーションが上がることがよくあります。
無理に学習を続けて嫌気がさしてしまうのは、長期的に考えると確実にマイナスです。
嫌々形だけ勉強していても効率は上がりません。そういった意味でも自分のペースで学習できるメリットは大きいのです。
苦労して学んだ分忘れにくい
当たり前ですが独学では、だれも教えてくれません。
どうしてこの公式を使って問題を解くのか。どうしてこの答えになるのか。参考書と格闘しながら、すべて自分で考えなくてはいけません。
つまり、誰かに教えてもらって理解するよりは、確実に時間も手間もかかります。人間は時間をかけたり工夫して学んだものほど、忘れにくい傾向にあるといいます。苦労して得た知識ほど価値があるわけです。
そのため、学習する際に
-
単純暗記ではなく、その背景にある理屈や原理を考えてみる
-
新しい英単語を覚えるときであれば、似た単語と結びつけて覚える
-
語呂合わせを使って覚える
など、工夫すればするほど知識が定着しやすくなります。 ちなみに僕は新しい物事を学ぶときには、「すでに知っている物事と結び付けて覚える」ことを特に意識しています。
塾やスクールに通うより安い
塾やスクールに通うより安いお金があまりかからないのも、独学の大きな強みです。 塾やスクールに通えば、数万円~数十万円かかるようなものも、場合によってはテキスト1冊のみで習得できてしまうこともあります。
独学のコスパの良さは僕自身、何度も実感しています。
僕は大学受験のセンター試験で、社会系の暗記科目を2教科受けました。 2教科とも受験勉強に使ったのは、学校の教科書以外では参考書、問題集それぞれ1冊ずつです。値段にして各教科それぞれ3000円程度だったと思います。
それでも、両科目とも90点以上得点することができました。 友達の中には映像授業のコースに7、8万円かけている人もいましたが、それに比べるとコスパがいいのは言うまでもありません。
デメリット
メリットがある反面、一人で学ぶからこそのデメリットも存在します。ここではどんなデメリットがあるか、またその対処法についてみていきます。
参考書を読むだけでは理解できないことがある
独学をしていくと皆が一度は直面する問題が、「難しすぎて内容が理解できない」という問題です。これは正直自分一人ではどうすることもできません。
しかし、対処法がないわけではありません。 例えば、受験生であればすべてを独学で完結させようとせず分からないところは潔く先生に個別に質問する、というのも有効です。
僕も高校時代には自習をしていて分からなかったところは、授業後に先生に質問していました。
また、個別指導塾は独学と非常に相性がいいと思います。 独学が得意な人は独学をメインにして、分からないところをまとめて個別指導塾の先生に教えてもらうのもアリです。
しかし、そもそも独学が難しい科目もあります。代表的なのは数学など、複雑な計算や難しい思考が求められるものです。 こんなことを言うと元も子もないと思われるかもしれませんが、1人では厳しいと思う科目だけは思い切って塾などに通ってみるのもいいと思います。
事実、独学が得意と言っている僕も、高校時代に数学は塾に通っていました。 その教科が得意かどうか、自分の独学スキルで理解できるかどうかによって、どちらのスタイルで学習するか決めましょう。
ちなみに数学が苦手で塾に通い始めた僕も、成績が上がるにつれて数学も独学できるようになっていきました。
理解が浅くなりがち
さきほどは明らかな壁にぶつかった場合の対処法を挙げました。 今度は理解はできるものの、人に教えてもらうよりは理解が浅くなってしまう恐れがあるというデメリットです。
一人で勉強していると、何か見落としがあるんじゃないか?先生ならもっとポイントを分かりやすく教えてくれるんじゃないか? と不安になる事があります。 しかし、これは独学自体に慣れることで解決できます。
というのも独学は慣れれば慣れるほどコツをつかみ、精度が上がっていきます。すると見落としも少なくなりますし、自分でポイントを補えるようになります。訓練を積めばテキストに載っていない物事の背景にある理論なども、頭の中で補えるようになってきます。
僕は大学の定期試験で、まじめに授業を聞いていた友達からノートのコピーをもらい、独学で勉強していました。(僕は授業も聞いていなかったし、ノートも取っていなかた。先生ごめん!)
もらった資料を読み解き、資料に載っていないような背景や理論などは自分の頭の中で補って理解しました。 そして最終的には、授業を聞いていてノートをとってくれた友人に教えていました。(まさにwin-win!)
要は独学も慣れてくれば、理解が浅くなる心配が比較的少なくなるということです。どうしても自分の理解度が不安な時は、その部分だけ先生に質問する。ネットで調べるなどしてもOKです。
モチベーションが続きづらい
黙々と一人で勉強していても続かない、途中でやめてしまうという人も多いのではないでしょうか。
毎週決まった曜日に授業のあるスクールのようにペースメイクがなく、自分でペースを決めて進めていかなければならないのが一因かもしれません。
好きな時間に学習できることはメリットでもありますが、人によっては「いつになっても学習する気にならない」というデメリットになり得ます。
モチベーションが上がらないときは、「自分はなぜ勉強しているのか」に立ち帰りましょう。 受験のため、取得した資格を業務で使うため、ステップアップのため…
勉強の理由は人それぞれだと思いますが、「勉強のその先にあるもの」を意識することで本来の目的を思い出すことができます。 勉強を始めた時の気持ちに戻ることで、モチベーションを再び保てるようになるのではでしょうか。
他にもモチベーションを保つ方法はいくつかあります。詳しくは下の記事を参考にしてください。
独学に向いている資格
独学に向いている資格(科目)はズバリ
- 暗記の割合が大きい
- 複雑な計算や思考が必要ない
- 合格ラインの得点率が高くない
資格です。
漢検や社会系の教科などは暗記事項が多い分野ですが、暗記するために特殊なノウハウは必要ありません。 例えばへんとつくりの意味を考えて漢字を覚えたり、語呂合わせを取り入れて暗記の工夫をすれば十分独学が可能です。
逆に数学系の科目や法律系の科目など、複雑な思考を必要とする科目は人によっては独学は難しいと思います。 時間をかけて学んだことは忘れにくいため、メリットにもなりうると先ほど書きました。 しかし、1つ問題を解くのに時間がかかりすぎてしまうと、現実的にやる気が続きません。
そういった科目は、まず先生から考え方を教えてもらって理解する。そのあとで、時間をかけて問題を何度も解く方が効率がいいでしょう。
合格ラインの得点率が高い試験、資格も独学には向きません。 ある資格を合格するために、9割も得点しなければならない場合などです。
このような資格では1つの見落しが命取りになります。 独学ではある程度の見落としや知識の穴が出てくるので、このような資格勉強には向きません。 その分野に精通してる人に、知識の抜けがないように教えてもらう方が確実です。
逆に6割が合格ラインの資格では、1つや2つの 知識の穴は気にすることありません。むしろ、独学では理解できないからこの問題では捨てて他で点を取ろうという判断ができますよね。
実際は9割得点しないと合格できないような資格はほとんどありませんので、「合格ラインが低いほど独学しやすい」くらいで考えてください。
まとめ
- 好きな時間、ペースで学習できる
- 時間をかけて学ぶことで知識が定着しやすい
- コスパがよい
- 独力では理解できない部分がある
- 理解が浅くなりがち
- モチベーションが続きづらい
しかし、これらのデメリットはある程度対処可能
独学に向いているのは
- 複雑な計算や思考が必要な科目より、暗記科目
- 合格点の高い資格より、合格点の低い資格
独学で学ぶかスクールに通うか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
個人的には「独学」自体が一つの学問だと思っています。独学も練習すれば練習するほど、吸収スピードも上がっていきます。
今後どんどん資格に挑戦していきたい人は、ぜひ独学自体を学ぶつもりで独学に挑戦してみてください。
おしまい
【勉強が長続きするコツ】自分のモチベーションをコントロールする
こんにちは、独学せんせーです。
みなさんは資格やテストの勉強を始めても、長くは続かない!そんな経験はありませんか?
僕はあります 笑
おそらく誰にだってありますよね?
勉強を始めたときはやる気に満ちていますが、時間が経ってくるとどうしてもさぼりたくなってくるものです。人間とはそういうものです。
そのような事態に陥らないように、僕は勉強を始める際には必ずあることを一番最初にします。
今日は「勉強を持続させるためのコツ」を紹介したいと思います。
勉強を始めてもいつも最後までやり遂げられない、そんな人は必見です。
自分のモチベーションは自分で意識して上げる
皆さんは、勉強を始めるときはまず何から始めますか?
勉強の計画?参考書を買いに行く?
それともいきなり勉強を始めますか?
僕はまず、「自分で自分のモチベーションを上げる」ことから始めます。
自分自身をやる気させる方法を考えてから、勉強を始めるということです。
なぜこんなことをするのか?
皆さんも経験があると思いますが、勉強を始めるときは基本的にモチベーションが高いはずです。自主的に勉強を始める場合は、特に顕著だと思います。
しかし、勉強は楽しいものではありません。
解けない問題が出てきたり、他のことで忙しくなって勉強をサボってしまったりと、いつか壁にぶつかる時が来ます。
そういった時に、「勉強を始めた時のモチベーションが続かない」なんてことがよくあります。
また、会社から資格を取得するように言われた場合や子供に無理やり勉強させる場合。そもそも勉強したくないのにやらなければならない状況もあります。
そんな場合は最初からモチベーションが低いこともあります。モチベーションが低ければ当然勉強の効率は悪くなり、最悪の場合は勉強自体を辞めてしまうでしょう。
効率よく勉強するためには、「自分のモチベーションをコントロールするする」ことが重要なのです。
モチベーションを上げる方法
では具体的にモチベーションを上げる方法を見ていきましょう。これからは実際に僕が実践した方法を紹介します。
その人の性格や何を勉強しているかによって有効な方法は違ってきます。ぜひ自分に合った方法を取り入れてください。
勉強のその先をイメージする
勉強を始める前に、そもそも何のために勉強をしているのかを考えてみましょう。
ポジティブな理由が見つかれば、それがモチベーションアップにつながります。
例えば、
就活のために英検の資格を取って、憧れの企業に入社したい。
取得した資格の知識を業務で活かしたい。
大学入試に合格し、大学で青春したい。でも構いません。
ポジティブな未来=勉強のその先を想像することで、勉強している意義を再確認することができます。
自分にプレッシャーをかける
次は自分自身でプレッシャーをかける方法です。
僕はよくこの方法を取り入れていたのですが、自分の目標を公言することでモチベーションを上げていました。
僕の場合は「センター試験で絶対8割以上得点する。」と友人に言っていました。
(思い返すとセンター試験以外でも、聞かれてもいないのに自分の目標を語っていました。)
もし、達成できないと相当恥ずかしいですよね? 笑
恥をかきたくない気持ちがモチベーションになります。
僕はプライドが高いほうなので、この方法は有効だったと思います。逆にプレッシャーがかかると焦ってしまう人には逆効果なので注意してください。
また、先にお金を払ってしまうという方法も有効です。
パソコンの資格を勉強するために、高性能なパソコンを先に買ってしまうというようなやり方です。
「お金をかけているんだから、がんばらなくては!」という心理がモチベーションになりますよね。
勉強ではありませんが、スポーツジムやランニングを始めるときに少し値段が高めのスポーツウェアを買うのと同じです。
ただし、この方法をとっていても続かない人もよく見かけます。そのため、この方法だけでなく、他の方法と併用することをお勧めします。この方法は続かなければ、ただお金を無駄にしているだけなので。
自分にご褒美をあげる
学習目標を達成した時には自分にご褒美をあげましょう。
この方法はすでに取り入れている人も多いかもしれません。この資格試験に合格したら、自分へのご褒美でバッグを買おう、というような方法です。
この方法の優れている点は、範囲を区切って定期的にモチベーションを上げることができる点です。
例えばこの参考書の1章をすべて読み進めたら、ちょっぴり高級なスイーツを買おうといった具合に。
すぐモチベーションが切れてしまう人は、小さなご褒美を定期的に自分にあげるのもいいかもしれません。
当たり前ですが、達成した内容とご褒美の大きさが釣り合っていなくてはいけません。
テキストが1章終わるたびに旅行に行っていたのでは、勉強に集中できません。
友達と一緒に勉強する
同じ勉強をしている人が隣にいると、単純に励みになりますよね。時には競争したり、時には慰めあったりすることでモチベーションを上げることができるでしょう。
また、勉強方法や試験問題の傾向などについて情報交換をすることで勉強効率が上がることも期待できます。
なるべく似た勉強をしていて、学力や進度が同じくらいで、性格が似ている人と勉強する方が相乗効果は大きいと思います。
まとめ
- 勉強のその先をイメージする
⇒勉強をどう活かすか考える
⇒ポジティブな未来を想像
- 自分にプレッシャーをかける
⇒自分の目標を公言する
⇒先にお金を払ってしまう
- 自分にご褒美をあげる
- 友達と一緒に勉強する
繰り返しになりますが、人によって有効な方法は違います。自分にとって有効だと思う方法のみ活用してください。
また、1つの方法だけではなく複数の方法を併用することでより大きくモチベーションアップが図れます。
ぜひ勉強を始める際には、「勉強をやり遂げるだけのモチベーションはあるかな?」という点も考えてみてください。
勉強のモチベーションを最後まで保ち、みなさんが目標達成できることを祈っています!!
もし他にもみなさん独自のモチベーションアップのコツがあれば教えてください。
おしまい
【リスニング対策】洋楽でリスニング対策は有効なのか?
こんばんは、洋楽大好き独学せんせーです。
今日のテーマは「リスニング対策と洋楽」です。
僕はTOEICのリスニングテストの点数を独学で、300点から450点(495点中)くらいまで伸ばしました。
当時はリスニングの点数を上げるために、いくつもの勉強法を試していました。そんな僕が、「洋楽を聞くことでリスニング能力は上がるのか」という疑問に答えていきたいと思います。
リスニングの勉強方法はいくつか思いつきますが、洋楽は真っ先に思いつく勉強方法の1つですよね。もし有効なら、音楽も楽しめて勉強もできる。まさに一石二鳥ですが、実際のところ有効な勉強法なのでしょうか?
洋楽を聞くだけではリスニング対策にならない
いきなり結論を言ってしまうと、残念ながら洋楽だけでリスニングの点数を上げるのはかなり難しいと思います。
そもそも日本人の耳は、英語の歌を聞き流しているだけで内容が入ってくるようには出来ていません。YouTubeの歌詞付き動画でも時たま間違っているくらいですから、洋楽を正確に聞き取るのは難易度が高く、勉強として取り入れるのも実はなかなかハードルが高いです。
アップテンポの曲なんかは、英語に慣れた人でも完璧には聞き取れません。僕は今でも、アップテンポの曲はほぼ聞き取れません。
TOEICで8、9割を目指す分には、正直そこまでのリスニング力は必要ないでしょう。
ですから、わざわざそんなに「難しい教材」で勉強する必要はありません。
では、比較的ゆっくりな曲はどうなのでしょうか?
ゆっくりな曲であれば、アップテンポの曲よりはリスニング対策として効果があると思います。
しかし、やはり日本人の耳では自然に内容が入ってくるようになるには、相当な訓練が必要だと思います。
僕の場合洋楽の内容が自然に聞こえるようになってきたのは、TOEICのリスニングテストで400点弱位取れるようになったくらいからだと思います。
もちろん、じっくり耳を傾けて聞けば聞き取ることができます。でも、じっくり聞くのであれば普通の英文を聞いていたほうが効率はいいでしょう。
また、どんな曲にも言えることですが、曲の中ではあえて文法を崩していることがあるので、決して正しい文法を学ぶのに向いているとは言えません。
そのため、洋楽だけでリスニング対策をするのは効率のよい学習とは言えないと思います。
決して無意味なわけではありませんが、「普段聞いている音楽を邦楽から洋楽に変えれば、何もしないよりは効果がある。」くらいに思ってください。
リスニング対策は別でしつつ、プラスαで洋楽を聞くくらいがいいと思います。
落とし穴に注意
洋楽でリスニングを勉強する際に、絶対にハマってはいけない落とし穴があります。それは、「洋楽を聞いているだけでリスニングの勉強をしている気になってしまう。」ことです。
先ほど言ったように、洋楽はあくまでプラスαです。それだけで、リスニング力が目に見えて向上することはありません。
僕が洋楽でリスニングを勉強するのをお勧めしない一番の理由は、「洋楽を聞いているから。」を言い訳にして他のリスニング対策から逃げてしまうからです。
洋楽を聞くのはいいことですが、過度な期待は禁物です。
洋楽でリスニング対策をするメリット
これらの理由から洋楽だけをメインにリスニング対策をを行うのはお勧めできません。しかし、メリットが全くないわけではありません。洋楽でリスニング対策をするメリットを以下のように挙げてみました。
1.初心者が英語を勉強する第一歩に
英語学習の初心者や英語が苦手な人が英語に慣れ親しむために、第一歩として洋楽を聞き始めるのはいいことだと思います。
ハードルが低いところから学習をはじめ、慣れてきたら本格的に別のリスニング対策に移行するのがいいでしょう。
2.自分のリスニング力を測るものさしに
リスニング対策をしていくと、「以前は全く聞き取れなかった曲が聞き取れるようになってきた」ということがよくあります。
洋楽を通して自分のリスニング力の成長が実感でき、モチベーションになります。
3.自然とフレーズが覚えられる
音楽として英語を学べるため、自然とフレーズを覚えることができます。教科書より口語で使用される表現も多い一方、音楽上だけで使用されるような表現もあるので注意です。
口ずさむことで速めの英語の発音に慣れることもできるので、スピーキングの第一歩としてもいいかもしれません。
まとめ
- 洋楽を聞くだけではリスニング力は劇的には上がらない(あくまでプラスα)
- 洋楽を聞いて勉強した気になってはいけない
- 洋楽のメリットを活かしつつ、他のリスニング対策と組み合わせることが重要
僕も洋楽が好きなので、毎日聞きます。ですが、あくまで「好きだから」聞いているだけです。「勉強のため」と思って聞いているわけではありません。
洋楽だけでリスニング対策を完結させるのではなく、あくまで他のリスニング対策を補うものとして捉えてもらえればと思います。
おしまい
【初心者必見】TOEICってどんなテストなの?
こんばんは、独学せんせーです。
あなたは「TOEIC」という名前を聞いたことはありますか?
名前くらいは聞いたことはあるけど、詳しいことは知らない。
何となく英語の試験だということは知ってるけど…
という人も多いのではないでしょうか。
今日は、TOEICとは何か、どんなテストなのか詳しく解説していきたいと思います。
TOEICとは
TOEIC Programはアメリカの非営利テスト開発機関であるEducational Testing Service(ETS)によって提供されており、知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するためのテストです。
特定の文化を知らないと理解できない表現を排除しているので、誰もが公平に受けることができる「グローバルスタンダード」として世界160か国以上で活用されています。
つまり、TOEICである程度のスコアを持っていれば、世界中で自分の英語力をアピールできるということですね。
TOEICの種類
一口にTOEICといっても実はTOEIC Programには大きく分けて2つのテストブランドがあります。「TOEIC®Tests」と「TOEIC Bridge®Tests」です。
そしてそれぞれのブランド内でさらに下の表のようなテストの種類があります。
公式ページより
https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program.html#anchor01
つまり、TOEICには
・TOEIC®Listening&Reading Test
・TOEIC®Speakinng&Writing Tests
・TOEIC®Speakinng Test
・TOEIC Bridge®Listening&Reading Tests
・TOEIC Bridge®Speakinng&Writing Tests
の5種類のテストがあります。
結局のところTOEICのどのテストを受けたらいいの?
迷った人は「TOEIC®Listening&Reading Test」を受けましょう。
上の表の5種類のテストのうち圧倒的に受験者が多く、就活や転職活動に有利な資格としてみなされるのがこのテストです。
また、テストの結果は合否ではなく、0~990点の5点刻みのスコアで評価されます。そのため、自分の英語力を測るのにも適したテストと言えます。
点数の解釈は様々ですが、大まかに言うとこんな感じです。
・600点~
英会話が断片的に分かる、履歴書に書いても恥ずかしくないレベル
・730点~
日常会話ならある程度コミュニケーションが取れる
・860点~
ノンネイティブとしてビジネスでも十分コミュニケーションが取れる
かなり個人差がありますので、あくまで参考程度で考えてください。
また、「TOEIC®Listening&Reading Test」がかなり難しいと感じる人は、「TOEIC Bridge®Listening&Reading Tests」を受けてみましょう。
こちらのテストは英語学習の初心者や中級者用のテストで、試験時間も60分と短いため受験のハードルは低いです。先ほどのテストほど受験者は多くありませんが、英語学習に力を入れている高校などでよく受験されています。
ただし、こちらのテストは履歴書に書く資格というよりは自分の英語力を測るためのテストなので注意してください。
まとめ
- TOEICは英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するために世界160か国以上で採用されているテスト
- 就活、転職活動におけるアピール材料や自分の英語力を測るものさしとして利用されている
自己紹介と当ブログ「独学せんせーのためになる日々」について
独学せんせーの自己紹介
初めまして!独学せんせーです。これから皆さんと一緒に勉強していきたいと思いますのでよろしくお願いします!
今日は初めてなので、まずは自己紹介から。
三重県生まれの29歳。
趣味はフットサル、ボードゲーム、旅行。
「勉強も遊びも常に全力投球」がモットー。
大学の時に近所にあった英会話喫茶に通い始めたことがきっかけで英語に興味を持ち、趣味で英語を勉強し始める。
大学3年の春休みに1か月ロンドンに留学。
独学でTOEICを受験し、一度も得点を下げることなく、5回目の受験で895点を記録。
独学での勉強を得意とし、決して理解が早いほうではないものの、こつこつと英語力を向上させてきました。
これまでの学習体験の中で自分が悩みながらも確立した勉強法やノウハウを伝えたくてこのブログを始めました。
英語以外にも簿記やファイナンシャルプランナーなどの資格もすべて独学で取得しています。挑戦したことない資格でもテキストを見れば、勉強方法や力を入れるべきポイントが分かるので、資格のことで悩んでいる方はぜひご相談ください!!
▽次はゆかいな仲間の紹介です。
まるちゃんの自己紹介
まるちゃんです。やる気だけはとにかくあります。
独学せんせーのお友達。
「とりあえずやってみる」がモットーのアクティブ女子。
英語を学びたい思いで独学せんせーの受講生に。
得意なことはだらだらすること。
当ブログ「独学せんせーのためになる日々」について
このブログでは、「独学」をテーマに勉強が苦手な人に向けて英語等の学習方法、英語以外にも共通する勉強のコツを書いていきます。
独学とは狭い意味では塾やスクールに通ったり、先生に教えてもらうことなく自分だけの力で勉強することです。
しかし、塾や英会話教室に通っていようと、予習や復習など独りで勉強する時間は必要です。つまり、広い意味では皆必ず「独学」をしているはずです。
それにもかかわらず、一人で家で勉強するとなったとたん「どうやって勉強したらいいか分からない」、「モチベーションが続かない」といった悩みを抱える人が多いように思います。
このブログでは、そういった方の問題を解決できるような内容の記事を書いていくつもりです。
あくまで勉強が苦手な人や何から勉強を始めていいかわからない人に向けて書いていきますので、東大や医学部を目指す人、すでに英語がペラペラな人には参考にならないかもしれません。
特に、TOEIC対策勉強や高校・大学受験英語に関する情報や勉強方法については重点的に書いていきます。
自己紹介でも言った通り、僕は決して理解が早いほうではありません。また、留学経験も1か月しかありません。しかも、高校、大学は語学とは全く関係のない学部です。
長期留学を経験せず、天才型でもない僕だからこそ教えられる英語学習のコツを発信していく予定です。特に、独学でかつ誰にでも実践できる勉強方法を中心に教えていきたいと思います。
英語以外の資格学習でも使える勉強のコツ等も書いていきますので、勉強が苦手な人、資格を取得したいけどどうやって勉強したらいいか分からない人は一緒に勉強していきましょう。
ときどき思うままに雑記的な記事も書くので、勉強に疲れた人は読んでください…
「独学せんせーのためになる日々」をよろしくお願いします!!